農業研究センターにお邪魔してきました


バタバタ忙しくしていたら、ブログに書くのがかなり遅くなりましたが・・・(^^;)

4月の初旬に深津にある、近畿中国四国農業研究センターにお邪魔してきました。
農業研究センターでは国産小麦の品種改良を研究する所もあります。

トリゴは国産小麦を扱うパン店なので興味深々♪
現在、パン用の国産小麦の種類はたくさんあります。以前は「国産はパンにはならない」とも言われていたのですが、最近では大手でも一部ではありますが国産小麦を使うようになってきました。
パンショクニンも気になる粉を取り寄せてはパンを焼き、どの粉を使って行こうかと開店3年目にしてまだ悩んでいますよ(笑)
そのように国産で選べるようになったのも研究者の方々の努力のおかげなのだと今回の訪問で思ったことです。

新品種の開発は、よい特性をもった小麦を掛け合わせ種を作り、試験場で小麦を作り、その小麦を色々と細かく分析・・・
納得のいく小麦が出来上がるまでにそうした作業が15年~20年。(15年でできればとても早いそうです!)
今回色々見せて頂いたのが小麦を分析する精密な機械たち・・・本当に色々ありました。

例えば・・・
小麦の粒ひと粒の大きさ・重さ・硬さをはかるもの
f0250212_05555443.jpg
小麦粉の色を見るもの
f0250212_05565791.jpg
でんぷんの質や量を計るもの
f0250212_05565849.jpg
f0250212_05571126.jpg
小麦の遺伝子を分析するもの・・・
f0250212_05552339.jpg
f0250212_05551509.jpg
f0250212_05553211.jpg

製粉機・・・
f0250212_05554602.jpg
意外に重要視されるのが小麦粉の「色」だそうです。
きれいな白色でないとその時点でボツに。。。(勿体無い+。+)
昔、国産小麦は灰色にくすんだ色だったので、白色が好まれ始めた時代には製粉会社が小麦を漂白することもあったそうなのですが、
現在では品種改良がすすみ、白色の国産小麦が出来るので(というか白色じゃなかったらボツになるし)漂白はされなくなったそうです。

他に新品種の開発で重要なのは、
●農家さんが作りやすいこと(病気に強く、収量が多く、手間は少なく)
●パンなどの製造がしやすいこと(作業効率がよいこと)
●おいしさ(味・香り・食感)
どんなにおいしくても、農家さんが手間もかかるし儲からずでは困るし、機械で大量にパンを作る会社などで使うには、機械にベタベタついて作業が遅くなったり中断してはその粉は買われなくなってしまうでしょう。

トリゴでは小麦粉は100%、国産を使っていますが、
日本でパン用に消費される小麦粉の中で国産小麦はわずか1%くらい・・・
色々種類も増えて、製パン製も良くなったおいしい国産小麦。
おまけにポストハーベストの問題も無い!もちろん今の日本では放射能汚染には気をつけなければなりませんが(;;)
他のパン屋さんやお家にももっと普及して欲しいなぁと思います。
トリゴのお客さまでも粉を買われる方がいらっしゃいますよ。お声かけ下さいね(^^)/

この日は雨が降っていて行けなかった小麦栽培の試験場。(実はトリゴから近い)
通勤途中に通るところなので毎日見ていますが、ぐんぐん育って今もう穂が出て青々した色から黄金色に変わっていってます。

研究所の方々ありがとうございました。
f0250212_05550539.jpg
↑新品種の「せときらら」とせときららの一代前の「ふくほのか」。







by panaderia-trigo | 2015-05-08 06:10 | 日々・あれこれ | Comments(2)
Commented by あややん at 2015-05-09 10:49 x
パンが多い時間帯って
やっぱりお昼頃ですかね?(´・ω・`)
Commented by panaderia-trigo at 2015-05-09 23:28
>あややんさん
お問い合わせありがとうございます。
パンが一番揃う時間ですが、11時〜13時頃のお昼ですね(^_^)
開店時間の10時には7・8割はパンが焼けていますが、そうざいパン・食パン・ベーグル類がまだ焼けてないです。
よろしくお願いします。
PanaderiaTrigo パンヤノオカミ
<< ひろま 5/31(日)出店します☆ 無花果のデニッシュ >>